新居に引っ越しする際に意外と悩むのが、引っ越しの挨拶回りについてです。
いつ行けば良いのか、どのように伝えれば良いのか、何を持っていけば良いのかなど、初めての方にはわからないことだらけですよね。
そこで今回は、引っ越しの挨拶回りについて、適した時間帯や挨拶の例文、一緒に持っていく粗品についてご紹介します。
引っ越しの挨拶回りに適した時間や範囲
一般的に引っ越しの挨拶回りに適した時間帯は、土日の日中が良いとされています。
具体的には、10時~17時頃の明るい時間帯が良いでしょう。
また、引っ越しの挨拶は新居だけと思われがちですが、旧居でも挨拶をしておいたほうが良いでしょう。
引っ越しの挨拶は、引っ越し作業に伴う荷物の搬入や騒音などで迷惑をかけることに対し、その告知とお詫びも兼ねる意味合いも持っているのです。
そのため、引っ越しの挨拶回りは新居でも旧居でも前日までに済ませておきたいところです。
無理な場合は、引っ越し後なるべく早い段階でおこなうようにしましょう。
挨拶回りをする範囲は、マンションでは上下と両隣、一戸建ては両隣とお向かいのお宅、後ろのお宅にしておくと良いでしょう。
引っ越しの挨拶回りの参考に!挨拶や手紙の例文
いざ挨拶に行こうと思っても、どんな言葉で挨拶すれば良いのか迷ってしまうものです。
挨拶周りの際は次の例文を参考に、まずは引っ越しに伴う騒音などの謝罪を先に述べると良いでしょう。
挨拶の例文
この度、◯◯に引っ越して参りました△△と申します。
引っ越しの際は何かとお騒がせし、ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。
これからお世話になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
粗品に添える手紙の例文
粗品には「ほんの気持ちばかりではございますが、よろしければご笑納ください」など、一筆手紙を添えるとより丁寧です。
引っ越しの挨拶回りで渡す粗品については、次にご紹介します。
引っ越しの挨拶回りの粗品の種類と相場
引っ越しの挨拶周りの粗品には、当たり障りのない消耗品類が喜ばれます。
たとえば、少し質の良いタオルや、ティッシュペーパー・トイレットペーパーなどの紙類は家族構成を選ばずもらっても困りません。
また、ラップやジップロック、食卓用布巾やスポンジなどのキッチンで使える消耗品も喜ばれます。
食品系ではお米や日持ちのするお菓子などが良いですが、信頼のおけるメジャーなメーカーのものを選ぶと安心感があります。
粗品の金額相場はだいたい300~500円程度で、お互いに気を遣わない程度の金額で納めると良いでしょう。