家を建てるのであれば、当然その場所の周辺環境も気になりますよね。
そう何度も簡単に買い替えられないため、慎重に検討しなければなりません。
公園の隣の土地といえば、悪いイメージはあまりないかもしれませんが、何事にもメリットとデメリットがあります。
こちらの記事では、家が公園の隣にあるメリットとデメリットや注意点を解説します。
家が公園の隣にある場合のメリットとデメリット
まずは、隣に建物がないため日当たりや風通しの面でのメリットがあります。
窓を開ければ植栽の緑が目に入り、家からの眺望も良いです。
そして、多少は大きな音を出しても近所迷惑になりにくく、自宅の庭のような感覚でお子さんを公園で遊ばせられるでしょう。
公園には災害時の避難場所としての機能もあるので、もしもの場合も安心です。
昼間であれば人も多いため、空き巣などの予防効果も期待できるでしょう。
しかし、デメリットも少なからずあります。
デメリットとして、子どもたちの声が気になってしまうことが挙げられます。
特に夜間は犯罪が発生しやすい場所なので、街灯が少なくて暗すぎたり、若者のたまり場になっていったりしないか、確かめておく必要があるでしょう。
公園から室内が丸見えになり、プライバシーが守られない恐れもあります。
一日中カーテンを閉め切ることになってしまったら、せっかくの眺望も台無しです。
風向きによっては、公衆トイレやペットのフンのにおいが気になることもあるかもしれません。
家が公園に隣に建っている場合の注意点とは?
何がメリットでデメリットかというのは、個々の考え方やとらえ方によって変わってきます。
たとえば、遊んでいる子どもの声が気になると感じる方もいれば、賑やかで良いと感じる方もいるでしょう。
また、子どもを遊ばせられるというのはお子さんがいるご家庭ならではの観点で、大人だけの家庭では大してメリットを感じないかもしれません。
暗くなったあとは近寄りがたくても、早朝で静かなうちに散歩するなど大人ならではの楽しみ方もあるはずです。
デメリットの中にメリットを見出すなど、発想の転換が得意な方に向いた物件といっても良いかもしれません。
また、家からの眺望が良ければ、それだけの資産価値が上がります。
希少性もあるため、売却時には有利になるでしょう。