住宅ローンは定期的に見直して、低金利のローンに借り換えたほうがお得なケースがあります。
しかし、借り換えにはメリットだけではなくデメリットもあるのです。
借り換えてから後悔しないように、住宅ローン借り換えのメリットとデメリットをチェックして、自分にあっているか確認しましょう。
住宅ローンの借り換えで返済額が減る?借り換えのメリットとは
住宅ローン借り換えのメリットは、返済中のローンより低金利のローンに借り換えることで返済額の総額が安く済むケースがある点です。
返済額が少なくなれば、毎月の返済額はそのままにして返済期間を短くすることも、返済期間はそのままに毎月の返済額を減らすこともできるでしょう。
ボーナス払いをしている方は、ボーナス払いを減らせるかもしれません。
また、住宅ローンを契約するために団体信用生命保険に加入しますが、借り換えるときは現在の保険も契約しなおします。
契約しなおすときに保険内容を見直せるので、今の自分にあった保険内容にあわせることができます。
20年以上にわたり、日本は低金利時代が続いています。
そのため、変動金利を採用している住宅ローンから長期固定金利を採用している住宅ローンに借り換えることで、将来の金利上昇のリスクを回避することも可能です。
住宅ローン借り換えのデメリットや注意点!意外と費用がかかる?
住宅ローン借り換えのデメリットと注意点は、借り換えの手続きに諸費用がかかる点です。
住宅ローンの借り換えは、現在の住宅ローンを解約して新しい住宅ローンを契約します。
さまざまな手続きが必要になるので、その手数料などが発生します。
住宅ローン契約のためには保証料が必要で、抵当権設置には抵当権の抹消登録および新たな借入先による抵当権設定登記などが必要です。
様々な手続きに必要な費用は異なりますが、保証料で十数万円、抵当権設定登記は借入金額の0.4%かかります。
借入金額が3,000万円だとしたら、12万円が必要です。
諸費用を考えずに借り換えると、金利が安い住宅ローンに借り換えたはずなのに、総額が高くなってしまっていたというケースがあります。
そのため、借り換えるときは、諸費用でいくら必要なのかをチェックする必要があるでしょう。
費用の面以外にも、デメリットになる点があります。
借り換えるために様々な金融機関を回り、どこで借り換えるかを決めるのに時間と手間がかかることです。
まとめ
住宅ローン借り換えのメリットとデメリットを紹介しました。
住宅ローンの借り換えは、返済額の総額を減らせる可能性があり、団体信用生命保険の内容も見なおすチャンスとなります。
デメリットは手間がかかり、諸費用を考えないと総額をみると損するケースがある点です。
住宅ローンの借り換えに向いているのは、借り換えのシミュレーションを様々な金融機関に出してもらい、細かくチェックできる方といえるでしょう。
どれくらいの手間がかかるか、借り換えのシミュレーションを金融機関に依頼してみるのもおすすめです。
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