これから土地の購入を検討されている方で、一番重要視されていることはどんな要素ですか？
小さなお子様がいるご家庭では周辺の環境が大事になりますし、これから二世帯住宅を建てようとしているご家庭では一緒に住まれるご両親がもともと住んでいる地域とギャップが無さすぎない場所を選ばれるのではないでしょうか。
今回はそんな土地購入に際してよく見かける「角地」とはどんな土地なのか、またそのメリット注意点について考えていきたいと思います。

角地を購入するメリットとは

隣の建物を気にしなくて良い
角地は4方向のなかで2方向以上が道路に面している場所のことを指します。
道に面している＝その面には隣接する建物がないという意味ですから必然的に解放感が生まれますし、南側が道路なのであれば日当たりも良いことが期待できます。

建物の自由度が高くなる
面している道路が多いと、駐車場の配置を交通量に合わせて選べたり玄関は人目に付きにくい方向に配置できたり、選択肢が広がります。
また隣接する建物との防災の観点からも角地は健ぺい率が緩和されますので、敷地に対して建設を認められる面積が若干広くなります。

資産価値が高くなる
上記のようなメリットから、角地は人気もあり売却がスムーズに運びやすいことから、資産価値が落ちにくい傾向にあります。
その面している道路が、車両が通るギリギリの細さで、周辺の建物の影響で日当たりも望めない、というような条件が重ならない限り資産価値はまず下がらないでしょう。

角地を購入する際の注意点とは

土地としては人気がありますが、そこに建てる家の造りには一工夫必要です。
面している道路が広い道路であればあるほど人通りも交通量も増えて視線や騒音も気になりますし、解放感がある＝裏を返せばプライバシーが丸見えになり、住宅の設計時には洗濯物を干す場所やリビングの位置などは、さまざまな角度から考える必要があります。
また資産価値が高くなれば固定資産税も高くなりますので、ランニングコストは割高になると想定しておいたほうが良いです。
他にも、角地で良い条件だと思っていたら総合的に考えて住宅を建てるのに条件付きになるケースもありますので、地域のことをよく知っている不動産会社で相談すると安心です。

まとめ

今回は土地購入を検討する際の角地のメリットと注意点について考えてきました。
一生の中で不動産の売却や購入は大きな出来事です。
後悔する前にプロの意見も取り入れて、より満足度の高いマイホームづくりを目指しましょう。
他にもご心配なことがありましたら、当社リアルプランナーのコンシェルジュにお気軽にご相談くださいね。
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