2階部分にリビングを置いている、そんな戸建ての住宅もあります。
個性も感じられて素敵だと感じる方も多いですが、実際に暮らしてみると、人によって快適さの度合いが違います。
購入前には、まずメリットやデメリットについてしっかりと情報収集をすることが大切です。
そこで、注意点も含めて解説していきます。
2階にリビングがある戸建ての持つメリットとは
土地が狭い場合には、工夫として1階部分をパーキングスペースにするといった場合もあります。
この場合には、2階部分にリビングを設けるということがあります。
個性的な印象を抱く方もいますが、実際にはいろんなメリットがあります。
まずは日当たりが良くなり、これまで以上に明るい空間で読書などが楽しめるようになります。
とくに住宅が多いエリアの場合には、1階だと十分な彩光が得られない場合もあります。
その点上のフロアだと、そのようなこともなくなります。
また見晴らしが良くなるので、外の景色を眺めながら過ごせるという点も魅力と言えるでしょう。
プライバシーの点でも長所がある
道路に面した住宅の場合には、歩行者から室内が見える点は気になってしまうところではないでしょうか。
その点上のフロアであれば、外部から室内を見られてしまう心配は一切ありません。
カーテンで室内が見えないようにする必要がないので、明るい環境を維持できます。
戸建ての2階部分にリビングがある場合の注意点
戸建ての2階部分にリビングがあると、プライバシーなどの面で長所があります。
しかし短所の部分もありますので、この点に関しても購入前にきちんと理解しておくことが大切です。
まずは日当たりが良くなる分、夏場はとくに暑くなってしまうというのも注意点として挙げられます。
夏場であっても快適に過ごすために、断熱カーテンを取り付けるなど、何らかの工夫が必要になります。
また買い物をしてたくさんの食品を持って帰ったときに、毎回重い荷物を上のフロアまで持っていく必要があります。
若いときであればそれほど大変なことには感じなくても、年齢を重ねていくにつれて辛いと感じるようになる場合もあります。
そのためこまめに買い物に行き、少しずつストックなどを確保するといった工夫が必要です。
また宅配便が来た場合、毎回届いた荷物を上のフロアに持っていく必要があります。
対策として宅配ボックスを1階に置き、時間に余裕があるときに荷物を取りに行くようにすると良いでしょう。