近年、「マイホームを購入するなら地震に強い家に住みたい」と、耐震性を重視する方が増えていますが、安心して長く暮らすためには、家を支える地盤にも注目しましょう。
地盤になんらかのトラブルが起こり、家が傾いてしまうケースもありますから、家を購入する際には、地盤保証があると安心ですよ。
そこで今回は、小牧市周辺でマイホームの購入を検討している方に向けて、地盤保証の必要性や、かかる費用について解説します。

家を購入する際は地盤保証があると安心！その必要性とは？

まずは、「地盤保証」とはどのようなものなのかをご説明しますね。
地盤が、なんらかのトラブルで歪んでしまうと、建物が不均等に沈む「不同沈下（ふどうちんか）」と呼ばれる現象が起こります。
土のなかには、水分・空気が含まれていますが、時間が経過するにつれて少しずつ抜けていき、建物は沈んでいきます。
均等に沈むわけではないので、家が傾いてドアが閉まらなくなったり、外壁にひびが入ったりといった損傷が生じるのです。
地盤保証とは、地盤に問題が発生したことが原因で家が損傷した場合、建物の修繕費や地盤の修復費を保証する保険です。
地盤保証をおこなう保証会社には、家の引き渡し日から契約した期間内で保証する義務があります。
期間は10年からが多く、長いもので20年というプランもありますよ。
不同沈下は気づかないうちに深刻化し、建物のダメージが大きくなると、修繕するのに数百万円かかるケースもあります。
そのような事態への備えとして、家を購入する際には、地盤保証の有無を確認することをおすすめします。

家を購入する際は地盤保証があると安心！費用はどれくらいかかる？

続いて、地盤保証にかかる費用につい解説していきましょう。
まず、建築会社は、地盤業者に着工前の地盤調査を依頼し、地盤が良好であればそのまま保証へと進みます。
しかし、調査の結果、地盤が軟弱な場合は、地盤改良工事をおこないます。
軟弱な地盤の深さがどれくらいなのかによって費用は変わりますが、2m以内であれば、1坪あたり約2万円から3万円が相場のようです。
深さが2mから6m以内で、約5万円から6万円、それ以上の場合は、7万円から8万円が目安になるでしょう。
地盤保証の保証料は、1地盤あたり27,500円ですが、加入するのは建築会社ですから、施主が支払う必要はありません。
ちなみに、保証期間が終了したあとは、施主が保証料を支払うことで継続できます。

まとめ

今回は、家を購入する際に注目すべき「地盤保証」について解説しました。
保証内容などをしっかりと確認し、安心してマイホームを手に入れたいですね。
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