不動産購入を計画しはじめると、同時に考えるのが「住宅ローン」の活用ではないでしょうか。
しかし、不動産購入は大きな取引である分、長い期間の返済となります。
慎重に選びたい住宅ローンについて、今回は種類や選び方のポイント、金利のタイプなどをわかりやすく解説します。
不動産購入時の「住宅ローン」の種類について
不動産購入で利用される住宅ローンは、人気の「フラット35」や「民間ローン」などに大別することができます。
そのなかに、さまざまな種類があります。
まず、全期間固定型の筆頭に挙げられるのが「フラット35」です。
民間の金融機関と、住宅金融支援機構が提携しており、金融機関によって手数料や金利も変わってきます。
さらに「フラット35」を返済期間をかえて2つ借入れできる「ダブルフラット」、金利の低い種類の「フラット35S」もあります。
対して「民間ローン」としては、銀行や信用金庫などが商品をだしており、おもに固定期間選択型や変動型の種類が多いです。
金利タイプは、後述でも解説します。
不動産購入時に住宅ローンを選ぶポイント「情報収集」「返済方法」
不動産購入では、つい物件探しの情報収集に意識が向きがちですが、実は住宅ローンの情報収集も、とても大切です。
内容や金利の違いもさまざまですから、自分に適した融資をいろいろ比較することも選択のポイントとなるでしょう。
情報収集のタイミングは、物件探しと同時進行でローンもみつけていくのがおすすめです。
また、借りる条件だけでなく、返済方法に着目してみるのもよいでしょう。
返済方法には、一定の返済額で返済を続ける「元利均等返済」と、元金の返済を一定にして、利息部分が徐々に減る「元金均等返済」という2つの方法があります。
選択できる金融機関もあれば、選択できないケースもあるので、確認して検討してみましょう。
不動産購入時の「住宅ローン」金利はどんなものがある？
不動産購入でローンを活用する際の金利にはタイプがあります。
半年ごとに金利の見直しが入り、返済額もかわるプランとなる「変動金利型」。
金利を固定できる期間を選択し、期間終了後に見直しをする「固定期間選択型」。
将来まで、返済中の返済額が変わらない「全期間固定型」の3つです。
全期間固定型は「フラット35」のタイプですが、それぞれメリットも異なるので、自分に適したもの選びたいですね。
