離婚や新型コロナウイルスによる収入の激変、病気などのライフステージの変化によって不動産売却する方は多く存在します。
そこで今回、周りに気付かれずに不動産売却の媒介契約までのフローやどんな売却活動をおこなうのか、売れるまでの期間はどれくらいかかるのかを解説いたします。
周りに気付かれずに不動産売却する際の媒介契約のコツとは?
不動産を売却するときには、買い手を募るため、仲介してくれる不動産会社を探し、契約を交わします。
契約には3種類あります。
●複数の不動産会社と契約が可能な一般媒介契約
●2週間に1度の経過報告がきて、1社のみの契約しかできない専任媒介契約
●1週間に1度の経過報告がきて、1社のみ契約する専属専任媒介契約
1社のみの契約の場合は、積極的な売却活動をしてくれる可能性があります。
ただし、近所や親戚に気付かれずに売却したい方は、一般媒介契約がおすすめです。
理由は、不動産会社が情報を共有しているレインズへの登録義務がないからです。
情報が共有されてしまうと、多くの方の目に留まるため売却期間は短くなるメリットがありますが、気付かれず売却できない可能性も考えられます。
周りに気付かれずに不動産売却をおこなうときの売却活動とは?
周りに気付かれずにおこなうコツは、不動産の顧客に進めてもらう、または不動産会社に買取をしてもらうことです。
売却活動は、だれもが閲覧できるようにチラシに打ち出したり、レインズへの登録をしたりする必要があります。
しかし、気付かれずに不動産売却をおこなう際には、このような売却活動はできないため、売却しづらいことを理解しておきましょう。
周りに気付かれずに不動産売却するときにかかる期間とは?
不動産売却にかかる期間の一般的な目安は、3か月~6か月です。
しかし、情報開示をおこなわず、不動産会社への買取でない場合は、それ以上の期間がかかるでしょう。
また、住宅ローンを滞納していた場合には競売にかけられる可能性もあるため、近所に気付かれてしまうリスクが高まります。
そのため、早く売却するには、売主が売却相場を適切に理解して売り出し価格を設定する必要があるでしょう。