マイホーム購入を検討している方は、団体信用生命保険という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
マイホーム購入の際、団体信用生命保険の事は必ず知っておきたいものです。
ここでは、団体信用生命保険の内容や注意点について、解説していきます。

マイホーム購入時に加入する団体信用生命保険とは？保障内容を具体的に紹介

マイホームを購入する際、住宅ローンを組む人が多いですよね。
この住宅ローンを借り入れる時に、団体信用生命保険に加入することが条件になっていることがほとんどです。
住宅ローンは何十年もかけて、マイホーム購入のために借りたお金を返済していく必要があります。
ただ、全ての住宅ローンを返済し終わる前に、死亡したり重い病気にかかったりしてしまい、返済できなくなる事があります。
このような住宅ローンの返済が難しくなってしまった時に団体信用生命保険に加入していれば、保険会社がローンを完済してくれるというシステムになっています。
団体信用生命保険には、複数の種類があります。
機構団信は「フラット35」加入者専用の保険で、最長で80歳まで保障が続きます。
こちらは加入が任意で、保険料をローンとは別に支払う必要があります。
保証協会団信も加入が任意で、年齢に関係なく一定額の保険料を年払いするようになっています。
ろうきん団信は、住宅ローンの金利に含まれているので、保険料を上乗せする必要はありません。
この他に、一般金融機関が提供している団体信用生命保険もあります。
団体信用生命保険の保障内容は、死亡・高度障害保障、三大疾病保障、七大疾病保障などが主なものになります。

マイホーム購入時に加入する団体信用生命保険のデメリットや注意点を紹介

このように、いざという時にとても役に立つ団体信用生命保険ですが、デメリットや注意すべきポイントも知っておくようにしましょう。
まず、団体信用生命保険は、生命保険料の控除対象外になっているため、所得控除を受ける事はできません。
また、生命保険などと異なり、保険料の支払額が高額になるものが多い点があげられます。
三大疾病などの特約が付いている団体信用生命保険もあって、医療費が補填されると勘違いしがちですが、ほとんどの場合団体信用生命保険では医療費の補填は無く、住宅ローンの返済がなくなるだけなので、契約する時に保障内容について確認するようにしましょう。
生命保険の一種である団体信用生命保険は、現在の健康状態や既往歴によって加入できない場合もあります。

まとめ

住宅ローンを組む際にほとんどの場合義務づけられている団体信用生命保険には、保障内容や加入条件にさまざまなものがあります。
あらかじめきちんと調べて、自分に合うタイプのものを選ぶようにしましょう。
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